こんにちは、ビニールタッキーです。
ビニールタッキーの映画話ポッドキャストその16「2020年10月楽しみな映画」配信しました。今回は30分以内でなんとか収まりました!ここで話した内容の補足やリンクを貼っておきます。今月映画を観る際のご参考にどうぞ!
10/2『フェアウェル』
試写で鑑賞した…んですが元々4/10公開予定だったのでかなり待ちました!ようやく公開ということで嬉しい!主演のオークワフィナがゴールデングローブ賞で主演女優賞を取ったのも納得!
10/2『小さなバイキング ビッケ』
試写で鑑賞しました。これまで何度もアニメ化・実写化された児童文学がオリジナルストーリーでCG映画化。伊藤沙莉さんの吹き替えがとにかく最高です。
10/2『トロールズ ミュージック☆パワー』
2016年の映画『トロールズ』の続編。多様性についての話ということでかなり気になってます。
10/9『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
試写で鑑賞しました。はっきり言いますが関係性が素晴らしい映画です。MVのような映像や奇妙なサンフランシスコの人々も見ものです。あの唐突に出てくる全裸おじさんとか本当に笑った。
『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』が大好きだと言っていたら主演のジミー・フェイルズとジョー・タルボット監督によるA24公式サンフランシスコガイドブックを頂きました。とにかくデカい!内容も濃い!二人とも愛情と気合い入れすぎ!最高だ!!! pic.twitter.com/ML4uF9yHl1
— ビニールタッキー (@vinyl_tackey) 2020年10月8日
主演ジミー・フェイルズと監督ジョー・タルボットが作ったA24公式のサンフランシスコフィールドマップを頂いたんですが…ボリュームがすごすぎる!愛情こめすぎ!
10/9『星の子』
試写で鑑賞しました。新興宗教の二世という難しいテーマをしっかりと演技した芦田愛菜さんが素晴らしかった。
音声でも話しましたが大森立嗣監督がこの作品について「僕も父親が普通ではなかったので主人公に似ていると思う」と語っていて何のことだろう?と思ったら監督のお父さんが暗黒舞踏の麿赤兒さんであることを思い出してなるほど!と納得しました。
10/9『望み』
試写で鑑賞しました。登場人物や舞台を絞ったことで堤幸彦監督の特徴がいい方向に動いた映画だと思います。
10/9『異端の鳥』
ホロコーストから逃れた少年の169分にわたる地獄劇。物凄く疲弊しそうですが物凄く観たい…
10/16『スパイの妻』
試写で鑑賞しました。今の日本を取り巻く「嫌な空気」を近代歴史モノで描いた映画だと思います。果たして主人公は本当に「スパイの妻」だったのか。黒沢清監督のメッセージをしかと受け取りました。
10/23『キーパー ある兵士の奇跡』
試写で鑑賞しました。元ドイツ兵がイギリスのサッカー界で批判を浴びながらも国民的英雄になったという実話をもとにした映画。わかり合うことと許すことの大切さを伝える作品です。
10/23『ストレイ・ドッグ』
ニコール・キッドマン主演の暴力刑事映画。特殊メイクによる物凄い表情に圧倒されます。こんな渋いの絶対に観たいよ!
10/30『ウルフウォーカー』
試写で鑑賞しました。今月イチオシの映画です。狼ハンターの娘と眠ると狼の化身になる能力を持つ少女の奇妙な出会い…ってもうこの時点でいいに決まってるでしょ!トム・ムーア監督が特にお気に入りという『もののけ姫』のケルト的解釈という感じで興味深かったです。カートゥーン・サルーンのケルト三部作最終章というだけあって集大成のような作品でした。オススメです。
今月はわりと邦画を試写で鑑賞させてもらったんですがどれも良かったですねえ。ハリウッド大作が次々と公開延期となる中、比較的安定に公開される邦画も注目ですね。もちろん洋画も小さいながらいい作品が多い印象です。これからも色々と楽しみです。それでは映画館で素敵な映画と逢いましょう。